2010.08.08 Sunday

路線バス乗りつぶし 千葉海浜交通編 その2

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    ●千葉海浜交通 高浜線(臨時急行) 稲毛海岸駅→稲毛海浜公園プール


     JR京葉線の「稲毛海岸駅」から、千葉市美浜区にある「稲毛海浜公園プール」まで、夏休み期間限定の急行バスが運行されています。今回はまずそれに乗ってみることにしました。
     2010年度の運行は7月17日〜8月29日ですが、他所のプール臨時バスが期間中ほぼ毎日運行しているのに対し、こちらは土曜・休日と旧盆期間のみの運行。また運行回数もプール方向6便、駅方向12便というやや限られたものになっています。ただ「稲毛海浜公園プール」には通常路線として「高洲線:稲毛駅〜高浜消防署〜稲毛海浜公園プール」間や、「高浜線:稲毛駅〜こじま公園〜稲毛海岸駅〜海浜公園入口」間の運行もあるので、臨時急行バスの方は特に利用者の多い時間帯に補完的な役割として走っている感じです。
     
     乗車したのは7月の日曜日で、稲毛海岸駅9時50分発の便は6便設定されているうちの1便目です。乗り場は「2番乗り場」からで、前述の「高浜線・海浜公園入口」行きと同じ乗り場です。急行バスがなくても、そのバスでプールの近くまでは行けますが、通常系統では稲毛海岸駅から海浜公園内まで直接乗り入れるものはなく、夏休み期間のこの臨時急行バスだけです。路線免許上単独となる区間はありませんが、運行経路にはやや独自性があるので、乗りつぶし的には一応おさえておくことにしました。
     
     乗り場には急行バス運行に関する看板も掲げられていましたが、発車時刻の10分前の時点ではまだ誰もおらず、告知不足か!?と思われましたが、5分ほど前になってパラパラと利用者が集まってきました。やってきたのは大型の日野ブルーリボン・ワンステップ車。結局発車時点では私を含め22名の乗車があり、まずまずの乗車率でした。運賃は160円の前払い方式、私はPASMOで支払いました。

     路線的には2回ほど交差点を右左折するだけの単純な経路で、発車して海浜松風通りを進み、「稲浜ショップ」バス停を過ぎた高浜6-1交差点を左折、続いて稲毛高校前交差点を海浜公園通りへ右折。あとはそのまままっすぐ行けば突き当りが稲毛海浜公園になります。一応、この臨時急行路線も同社のバス路線図や「千葉県内乗合バス・ルートあんない」にもルート掲載されていますが、前者では途中バス停も停車するような表示になっているほか、後者も運行経路が実際とは異なったものになっています(直通便なので実害はゼロですが・・・・・・)。
     沿線の途中には千葉海浜交通の「高浜車庫」があり、そのバス停前を通過。そして、その先にあるバス停が「海浜公園入口」で、これは「高浜線」の通常系統の終点。実際には「高浜車庫」とはほぼ同一地点ですが、旅客案内上、利便性を考慮して別の名称にしているようです。

     公園プール入口交差点を直進すると、それがそのまま稲毛海浜公園の出入り口となっており、そのまま場内へ進入。すでに場内駐車場には満車のプレートが置かれ、一般車両はシャットアウト。場外の臨時駐車場を利用して、無料シャトルバスで送迎する方式になっていました。
     この急行バス唯一の途中バス停である「花の美術館」では乗降なし。その先で左に曲がれば終点の「稲毛海浜公園プール」に到着となります。所要時間はわずか6分でした。

     到着した時間帯では、通常路線を含めここから営業で折り返す便はまだ走っておらず、今乗ってきた急行便も回送となって再び稲毛海岸駅へ戻っていきましたが、私も先ほど通った「高浜車庫」まで歩き、次の路線に乗り進みたいと思います。


    運行形態:D、路線図掲載:×、乗車難易度:★★★☆


    ●千葉海浜交通 高洲二街区線 高浜車庫→検見川浜駅

     

     続いて乗車したのは「高浜車庫」から「稲毛海岸駅北口」を経由して、同駅のお隣の「検見川浜駅」までを結ぶ「高洲二街区線」です。先ほど急行バスで通過した「高浜車庫」バス停まで戻るのですが、午後から仕事に入らなければならない私は、当初の乗車計画ではこれに乗り継ぐことは想定しておらず、たまたま早めに到着したことにより、大急ぎでそちらへ向かってみたところ、発車時刻1分前!、なんとか乗車することができました。この「高洲二街区線」の運行回数ですが、途中の「稲毛海岸駅北口」までは曜日に関わらず、16往復設定されていますが、それより先の「検見川浜駅」まで向かう便はわずか6往復しかありません。全般的に高頻度運行の団地路線が主体となっている同社の路線の中ではローカル線の部類に入ると思います。
     
     乗車した10時01分発の便は、6便設定されているうちの2便目です。車両は何が使われているのか当日まで知りませんでしたが、これには小型の日野リエッセが充てられていました。車体には「いそまる君」の名が付けられており、本来その名前は「磯辺循環線(検見川浜駅〜磯辺地区〜検見川浜駅間)」で使われているものであり、それとの兼用車になっているようでした。ここからの乗車は私だけ。運賃は160円均一運賃の前払い方式です。

     ルートはやや複雑になっていますが、総じて言えることは、沿線の風景はひたすら「団地」と「高層マンション」ということです。また、沿線各団地に住む利用者は最寄の駅まで最短経路になるような系統を選ぶ向きが多いようで、そのような系統が重なっているバス停では、この「高洲二街区線」に乗ってくる人も少ないようですが、一方で単独区間となっている「高浜公民館」バス停では5名の乗車があり、一応それぞれに存在意義はあるようです。

     黒砂水路脇の「運輸支局入口」バス停からも2名。次の「三街区」バス停でも2名乗車。バスが小さいので、そこそこに乗っているように見えます。またその先で単独経路になり、この区間でも各バス停で細かく乗降がありました。
     「高洲第三保育所」バス停は稲毛海岸駅前の大型商業施設「マリンピア」の裏手に当たり、最寄のバス停でもあるため、ここで1名下車。そして、次が半数以上の便が終点となっている「稲毛海岸駅北口」で、その他の路線と異なり、小さな北口ロータリーに乗り入れます。路線全般では中型バスでも運用できそうな道幅ですが、この北口ロータリーは、一般車の送迎やタクシーの発着程度しか考慮されていないような大きさなので、特にこのために小型バスが入っているのかもしれません。乗客もほとんどがここで降りてしまい、車内に残ったのは私を含め3名でした。

    ↓稲毛海岸駅北口バス停

     「稲毛海岸駅北口」を出たあとも複雑な経路は続き、路線はいったんJR稲毛駅方向に北上。そして市民プール前交差点でこじま公園通りへ左折。この区間には、ちばシティバスの平日1往復だけのマイナー路線「稲51・稲毛駅〜検見川浜駅」線が並走しています。同じ駅を目指す路線ですが、この区間を除くと再び別々のルートとなっているので、この周辺のバス路線網を完全に把握し使いこなすことはまさに至難の業だと思います。
     
     東京歯科大前交差点から洒落たネーミングのマリーナストリートを走行。しかし、それも次の真砂3-1交差点で右折してしまいます。ちなみにここから「検見川浜駅」までの区間では、かつて京成バスの「検見川浜駅〜稲毛海岸駅〜幸町団地〜福祉センター」線という、どう見ても利用者が少なそうな免許維持的な路線が通っており、私も20年ほど前に乗車したことがあります。結局その路線は検見川浜駅や稲毛海岸駅における京成バス乗り入れの実績だけを残し、その後廃止になっていますが、それに代わって今も同駅に乗り入れているのが、京成バスから移管された、ちばシティバスの「稲51」系統だったり、現在も京成バスとして運行している「検31・草野車庫〜海浜病院」線だったりするわけです。
     そして、「2丁目15街区」バス停で1名下車、美浜区役所交差点で真砂くすのき通りへ左折すれば、間もなく終点の「検見川浜駅」に到着となります。所要時間は21分、ここまでの乗客は私を含め2名でした。


    ※高洲二街区線は2012年4月1日より、稲毛海岸駅北口止りの区間便を廃止し、検見川浜駅行きの運行も一日5往復のみとなりました。その後、2016年2月8日より、平日2往復のみの運行へ減便されました。

    運行形態:C、路線図掲載:◯、乗車難易度:★★☆☆


    ●千葉海浜交通 高洲東線 稲毛駅→海浜病院

     
     今回最後にご紹介するのは、JR総武線の「稲毛駅」から「稲毛海岸駅」を経由して「海浜病院」までを結んでいる「高洲東線」です。現在の運行回数は9.5往復(稲毛駅方向が10便)で、土休日は全便運休という「高洲二街区線」とともに同社路線網の中でマイナー度の高い系統となっています。海浜病院へのアクセスも目的にしているため、開院している時間帯中心の運行であり、毎時1便の頻度で走っていますが、分単位の発車時刻にややバラつきがあるため、このあたりを整理して覚えやすい発車時刻に統一すればより一層利用しやすくなるかもしれません。

     乗車したのは稲毛駅12時36分発で、乗り場は西口の「3番乗り場」で、同じ乗り場からは似たようなルートで走る「高洲線(稲毛駅〜運輸支局入口〜稲毛海岸駅間)」も使用しており、運行回数を含めむしろメインはそちらの方です。
     
     やってきたのは中型ロングの日野レインボーHRで、ここからの乗客は私を含め18名で時間帯と運行回数のわりには高い乗車率と言えますが、これは一部の区間を除いて「高洲線」と同じルートを辿るためでしょう。運賃は前払い方式で、基本的には160円ですが、「磯辺二中」以遠は170円となっており、運賃箱は160円に設定されているので、終点まで乗る場合は乗車時に行き先の申告が必要です。
     発車すると、この先JR京葉線をくぐる地点までは当ブログの「ちばシティバス編」でご紹介した「稲66/67・稲毛駅〜幸町中央」線と同じ経路となっており、途中「高洲一丁目」まではバス停も共通(ポールは別)です。稲毛陸橋で国道14/357号線(千葉街道)を跨ぎ、高洲1-12交差点でこじま公園通りへ左折。「高洲一丁目」バス停で2名下車、入れ替わりに1名乗車がありました。

    ↓稲毛陸橋(左)、黒砂水路沿いの高洲第一団地の区間(右)
     
     左手に黒砂水路が現われ、路線はしばらくその水路沿いに進みますが、その対岸を小湊鉄道の「千葉駅北口〜新港中央市場」線が通っていて、以前は千葉海浜交通もその路線を共同運行していましたが、現在は撤退したため、バスの運行エリア的にはこの水路が両社の境のようになっています。この路線も車窓の主役はやはり「団地」と「高層住宅」で、特にこの先は右も左もそんな建物ばかりです。利用者もこの辺りで降りていくばかりで、乗車してくるのはごく僅かでした。ルートが似ている「高洲線」とは「運輸支局入口」バス停で分かれ、こちらは一本手前を右折します。同じ道を前述の「高洲二街区線」も通っているのですが、「高浜ショッピングセンター」バス停の先で、それともすぐに分かれてしまいます。

     高浜5-1交差点を右折して「稲毛海岸駅」に立ち寄り。ほとんどの乗客はここまでに降りてしまい、これより先に向かう客は私を含め2名だけでした。

     今度は京葉線の高架線沿いの道を行き「高洲二中」バス停で1名乗車。そして草野水路の手前を左に曲がりますが、特にここから「磯辺高校」までの間が並行系統のない本数極少区間となります。路線図上では往復とも同じルートということになっていますが、実際には片側二車線の一方通行路のため、草野水路をはさんだ両岸を往路と復路が別々に通っています。

     沿線は相変わらずの住宅地ですが、この区間では駅から徒歩圏ということもあるのか、特に利用が少なく、人の姿もほとんど見かけませんでした。

    ↓磯辺二中バス停

     「磯辺二中」バス停の手前で右折して、水路を渡り、続いて磯辺3-1交差点でマリーナストリートへ左折すると「磯辺高校」バス停があり、次の「千葉西高校」を含め朝夕は通学輸送のために一部の系統が両校へ延長運行しています。それぞれの行き先に向けてバス停を置いているため、高校前の交差点付近にはバス停のポールが3か所ほど分散して置かれていました。そして次の「千葉西高校」バス停を過ぎ、突き当たりを左折すれば間もなく終点の「海浜病院」に到着となります。全区間の所要時間は24分、乗客は3名でした。


    運行形態:C、路線図掲載:◯、乗車難易度:★☆☆☆

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