2008.07.19 Saturday

路線バス乗りつぶし 立川バス編 その2

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    ●立川バス 玉13 芋窪→玉川上水駅


     東大和市の「芋窪」から西武拝島線と多摩モノレールが交差している「玉川上水駅」とを結んでいる立川バスの「玉13」系統は、平日の早朝3往復(出庫便1本のみ上水営業所発のため、上水駅には入らず)しか運行されないマイナー路線です。もともとこの路線は立川駅とを結ぶ同社の幹線系統の一つでしたが、多摩モノレールの開通以後、徐々に縮小の方向に進み、現在のような運行形態となりました。この路線の歴史はかなり古く、昭和13年に当時の五日市鉄道が開設したバス路線が生い立ちであるとされています。

     乗車当日はかなり早起きして、西武線と都営バス「梅70」系統を利用して「貯水池下」バス停までやってきました。立川バスの場合はここが「芋窪」を名乗っており、都営バスと西武バスが使用している「芋窪」とは位置が異なります。

     バス停から100メートルほど青梅寄りの場所に転向場があり、玉川上水駅からやってきたバスはここで数分だけ時間調整したあとバス停へとやってきます。

     やってきたバスは小型の三菱エアロミディMEで、乗り場は旧青梅街道の路上バス停のため、私を乗せるとすぐさま発車となります。一応、対キロ運賃のため「中乗り前降りの運賃後払い方式」ですが、乗車口に整理券発行機やカードリーダーはなく、一瞬戸惑いました。が、それは運転席の後部に貼られた運賃表を見たら簡単に解決しました。当系統は営業距離が短く、全線乗っても運賃は一区間(170円)しかないためです。ただし、この運賃表によると「上水営業所〜芋窪」間については初乗り区間を超える距離のため、その便に全区間乗車した場合のみ200円となりますが、該当するのは出庫時の初便1便のみ、実際の利用はほとんど無いでしょうから、降車の際注意しておけば特に問題はないでしょう。運賃箱自体はバス共通カードやPASMOにも対応しています。

     ちなみにこのバスは朝の「玉13」系統の他、武蔵村山市等のコミュニティバスの予備車としても使われているようで、当系統の運賃表以外、車内に掲示物はありませんでした。
     
     同じ道を行く都営バスや西武バスはそこそこの乗客を乗せて走っていましたが、やはり朝だけしかない立川バスでは、帰りの交通手段としては使えないので、自転車等で最寄駅へと向かっているのでしょうか。
     
     乗車したのは当日の最終便である7時19分発で、発車するとすぐに芋窪街道へと右折します。現在はここから「上北台駅」までは新道も完成しているのですが、バス路線は昔ながらの旧道を進みます。まっすぐ整備された新道とは違い、旧道は細く、風景も長閑さが残ります。また、西武バスが野球開催日などに運行している「上北台駅〜西武球場前」線のうち、奈良橋を経由しない直通系統についてもこの芋窪街道旧道を経由しています。

     次の「四ッ街道」バス停で2名乗車。恐らく常連さんでしょう。
     ほんのわずかの区間だけ新青梅街道を走り、すぐ右折すると多摩モノレールの起点である「上北台駅」があり、このバスも駅前広場に入りますが、ここでの乗降はなく、通過。あとはモノレールの下をひたすら直進。この間終点まで6か所バス停が設定されており、うち3か所が「玉13」系統単独ですが、あいにくそれらでも途中乗降はなく、終点「玉川上水駅」には私を含め3名が乗り通しただけで到着。所要時間は13分でした。

    運行形態:A、路線図掲載:◯、乗車難易度:★★☆☆


    ●立川バス 立27 立川駅北口→立飛構内→立川駅北口


     次に乗車したのは「立27」系統、立川駅北口の時刻表には「立飛企業」行きとして案内されている路線です。私も長年この路線の存在は知っていたものの、私有地に入るということもあり、乗車をためらっておりましたが、調べてみると特に乗車自体に制限もなく、ごく普通に循環乗車ができることが判りました。そこでせっかく早起きしたこの機会に乗ってみることにしました。
     
     現在「立27」系統は「立川駅北口」発着便が平日朝のみ2回、夕方に「立飛東門発立川駅北口行き」が1回設定されており、立川駅から一巡するなら朝の便に乗るしかありません。この日は立川駅発2便目の8時18分のバスに乗車しました。
     やってきたバスはいすゞエルガ・ノンステップ車。発車3分前に入線してきましたが、待っていた客はわずか3名ほど。もしや数名の固定客だけを乗せてこのまま発車か、と思われましたが、わずかの間に多数の客が乗り込み、発車時には車内が全く見通せないほどの混雑になりました。
     立川駅を発車したバスは他系統と同様に立川通り〜芋窪街道へと進み、この間少しだけ乗降がありましたが、混雑した車内は立飛構内とは関係のない「立飛本社前」バス停でほとんどの乗客が降りてしまい、残り3名。それも次の「江ノ島住宅」バス停で私以外は降りてしまい、かくして「立飛構内」へは私一人だけを乗せて入っていきます。

     バスは立飛南門から入りますが、それぞれの門には守衛所があります。出入りのトラックなどは手続きをしてから出入りしますが、路線バスについてはスルーとなります。

     かつては軍需工場であった立川航空機も、現在は不動産業の立飛企業となり、構内は物流倉庫などとして各社に賃貸されています。そのため構内はいわば流通団地となっており、運送会社のトラックが多数行き来しています。構内には「202号棟(バス停の読みは『にーまるにごうとう』と放送していました)→「204号棟」→「221号棟」→「保安本部」の4か所のバス停が設置されていますが、いずれも乗降はなく、バスはそのまま東門から退出し、再び往路と同じ道を戻ります。運賃表は循環利用を想定していないのか、通し表示にはならず、途中から整理券番号0番から再スタートになり、乗り通した場合の運賃が気になっていましたが、結局は180円で済みました。

     帰路は「立川サンシャインパーク前」と「新立川航空」などで地元客の乗車があり、終点「立川駅北口」には私を含め5名が降りました。一周所要34分でした。

    ※2014年10月16日より、「立27」系統は行先表示を「立飛循環」に変更し、正式に循環運行となり、循環乗車(立川駅→立川駅)した場合の運賃も230円として設定されています。また、立飛構内の各停留所では「通門証」が無いと降車できませんので、乗車時にはご注意ください。

    運行形態:A、路線図掲載:◯、乗車難易度:★★★☆


    ●シティバス立川 拝17 拝島駅→福生駅西口

     
     JR青梅線等が交わる「拝島駅」から青梅線で2駅目の「福生駅西口」とを結ぶ「拝17」系統は一日2往復のみ運行のマイナー路線です。それとともに当路線は立川バスの分離子会社であるシティバス立川の数少ない直営路線でもあります。
     「拝島駅」のバス乗り場は南口を出て、少し立川寄りに向かった場所に小さなターミナルがあり、そこから発車しています。
     やってきたバスはいすゞエルガミオ・ワンステップ車。この「拝17」系統は毎日2便が設定されていますが、当日は1便目の9時33分発に乗りました。乗客は私を含め5名でした。
     この時間は隣に停車していた多摩バスの「拝32・杏林大学」行きと同時に発車、多摩バスは右方向へ出て行きましたが、当便は左折し、拝島駅にかなり近い地点を通過しますが、福生方向にはバス停の設置はありません(拝島方向には降車専用バス停があります)。
     国道16号線(東京環状)を横切り、次の「内出」バス停は多摩バスとの共用。先ほど同時に駅を出た「杏林大学」行きもここを通りますが、駅周辺の経路が異なり、多摩バス便はやや大回りになっています。
     「睦橋東詰」で睦橋通りから田園通りへ右折。沿線には一戸建て住宅とともにわずかに農地が残っています。
     「福生団地中央」にはバス折返場があり、拝島駅からの「拝16」系統と昭島駅からの「昭12」系統はここを終点としていて、ここまではそれなりの頻度でバス運行があります。ここでは1名が降りましたが、一方で4名の乗車があり、この日はむしろここから先の利用者の方が多かったようですが、以後、福生駅までは一日2便しか運行のない区間となります。
     「福生団地」のすぐ脇にはJR五日市線が通っていますが、最寄となる熊川駅からは少し離れており、高齢者が多い地域ではバスの利用価値はまだまだ高いようです。

     田園通りは片側一車線で、道幅は広めで走りやすいものでしたが、「福生市中央体育館」バス停付近からはやや狭くなります。

     ここでもさらに1名が乗車しました。奥多摩街道が合流し、西東京バスの路線と並走。清厳院橋で玉川上水を渡って坂道を上がっていき、突き当たりを右折すると間もなく終点「福生駅西口」。乗客は私を含め9名、ここまで所要時間18分、運賃は210円でした。
     福生駅での立川バス路線は他にもありますが、この系統以外はすべて東口発着で、西口はむしろ西東京バスが主役となっています。


    運行形態:A+C、路線図掲載:◯、乗車難易度:★★☆☆
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