2009.04.06 Monday

路線バス乗りつぶし 東京ベイシティ交通編 その2

0
    ●東京ベイシティ交通 12・舞浜リゾート線 浦安駅入口→舞浜駅

     
     東京メトロ東西線と接続する「浦安駅入口」バス停から、「東京ディズニーシー(以下、TDS)」、舞浜リゾートホテル地区を経て、JR京葉線「舞浜駅」とを結んでいるのが「12・舞浜リゾート線」です。この系統は2009年3月28日のダイヤ改正により、30〜40分毎の運行から大幅に減便され、現在は平日9往復、土休日11往復のみという、走っているロケーションとは裏腹に、ローカル路線並みの運行頻度になってしまいました。また、今回同時に「富岡S線(8番)・TDL〜TDS〜浦安駅入口」が夜の浦安駅方向のみの運行になってしまったため、現在、浦安駅からTDSへ直接向かうには、この「12番」系統に乗車するか、それ以外の「4番」系統などに乗車して「運動公園」バス停から徒歩、もしくは舞浜駅・TDLからディズニーリゾートラインに乗車しなければならなくなりました。昨今のニュースでも報じられている通り、東京ディズニーリゾート(以下、TDR)への来場者は、史上過去最多を記録したということですが、そのなかでTDSへのバス路線は削減される方向になっており、それだけTDLとTDSとでは集客数にも大きな偏りがあることを示しているようです。

     さて、乗車したのはまだ春休み期間中の平日で、浦安駅入口9時01分発の便は、その日9便中の2便目となります。やってきたバスは大型のいすゞエルガ・ワンステップ車でした。この日は春休み中だったことに加え、折からの強風により、首都圏のJR線はダイヤが乱れ、これによる振替輸送も実施されていました。海沿いを走る京葉線は、もはや「強風=運行規制」という図式がごく当たり前のようになってしまい、浦安駅入口のバス乗り場には東西線でやってきた振替客で大変な行列が出来ていました。

     バスは申告前払い方式で、私はPASMOにて舞浜駅までの運賃230円を支払いましたが、それ以外の乗客はかなりの人が駅で配られた振替乗車票を持っており、あたかも日常的なことのように運賃箱脇に置かれたカゴの中に、その乗車票を入れて乗車していました。もしかしたら、TDR周辺で働いている人たちも相当数利用していて、これもまたいつものこと、と思われているのかもしれません。

     結局、定刻から3分ほど遅れ、車内は前扉ステップまでの混雑となって発車となりました。運悪く、ちょうどダイヤ改正によりバスの回数が減ったばかりだったため、積み残し客も多く、恐らくこのあとの便も大勢の客を乗せていったことでしょう。

     発車するとまず、浦安駅前交差点でやなぎ通りから宮前通りへ左折。この辺りは浦安の古くからの街並みで低層住宅が主体となっています。
     次の「フラワー通り」バス停で混雑の中、さらに2名が乗車します。
     堀江ドック入口交差点で左折し、しばらくその道を直進。途中バス停では降車客よりも乗ってくる客の方が多く、いよいよ前扉から乗り切れなくなり、便宜的に中扉から乗車してもらって、降車時に運賃を支払うよう案内。
     今川橋西詰交差点で、JR京葉線と並行する若潮通りへ右折し、ようやく「順天堂病院前」バス停で5名が下車、そのあとも各バス停で1〜2名ずつバスを降りていきました。
     「運動公園」バス停で、「4番」系統と分かれ、これより先の区間は浦安駅からだと、この「12番」系統に乗らないと到達できない区間になり、TDL・舞浜駅方向は右折するところ、このバスはTDS方向へそのまま直進します。

     そして、浦安駅からはこの「12番」系統でないと来られなくなった「東京ディズニーシー」で大量に下車。平日に来るとひっそりとしているTDSも、さすがに春休み中ということもあって、ゲート前にはそれなりに行列ができていましたが、これも同じ日のTDLと比べれば明らかに短く、子供たちにはTDLの方が好まれていたり、近隣の人々にとっても、いつでも行ける場所だけに頻繁に来るほどではないのかもしれません。

     TDSで客を降ろしてしまうと車内にはかなりゆとりが出来ましたが、それでも大回りながらTDLへ向かう乗客もおり、まだ20名ほどが車内に残っていました。
     TDSのバスターミナルをいったん左に出て、ホテルミラコスタの入口前で転回。次の交差点を右折して、TDSとリゾートホテル群を一巡していきます。
     間もなくすると、進行方向真正面には東京湾が広がり、この日は天気が良かったため、富士山や東京湾アクアラインなども見えましたが、それもすぐに防波堤で遮られてしまい、海が望めたのはほんの一瞬でした。「ベイシティ」ではあっても、本当に海が見える場所というのはごく限られたものです。

     一方、車窓右手にはTDSのシンボル的存在の「タワー・オブ・テラー」と「S.S.コロンビア号」が姿を現し、ディズニーリゾートラインのレールとも並走します。

     バスの通る道は、ヤシの木が並ぶ南国的な風景で、すぐ隣りが東京であることを感じさせない、「舞浜リゾート線」という路線名に相応しいものでした。
     
     「シェラトンホテル・ホテルオークラ」バス停で3名、その先「サンルートホテル・舞浜ホテル」バス停でも1名下車し、それぞれ従業員の方々でしょうか。実はダイヤ改正前にも偶然この路線に乗っていて、そのときはごく普通の平日でしたが、特にこのリゾートホテル地区での乗降が全くありませんでした。しかし、この区間で路線免許を維持しておくことで、団体輸送が必要になれば臨時対応することも可能なので、今後も最低限度の運行は続くのではないでしょうか。

     そして、ディズニーランドホテルの脇を通り、TDLの入口も通りますが、「12番」系統ではTDLが舞浜駅から近いこともあり、ここには入らず、そのまま直進。所要35分で終点「舞浜駅」に到着となります。


    運行形態:A+C、路線図掲載:◯、乗車難易度:★☆☆☆


    ●東京ベイシティ交通 37・大三角線 東京ディズニーシー→南行徳駅

     
     舞浜駅からディズニーリゾートラインに乗車して再び「東京ディズニーシー」へ戻ってきました。次に乗車したのは「37・大三角線」で、今回のダイヤ改正では浦安駅への便が削減される一方で、その隣の「南行徳駅」とを結ぶ路線が新設されました。運行回数は「37番」系統全体では一日15往復設定されていますが、うち平日3往復と土休日2往復は南行徳駅〜舞浜駅間の運行です。
     
     乗車したのは平日で、TDSを12便出ているうちの3便目、10時25分発のバスでした。やってきたバスは中型のいすゞエルガミオ・ノンステップ車で、まだこの時間帯では帰る人などいるはずもなく、乗車したのは私一人だけでした。運賃はここでも申告による前払い方式で、終点まで乗ると230円になります。
     発車すると、先ほどの「12番」系統と同様にバスターミナルを左に出て、ミラコスタ前でUターン。「12番」系統は右に曲がっていきましたが、この「37番」系統は直進し、もう一つ先の運動公園前の交差点を左折します。それを曲がると間もなく次のバス停である「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター」。その建物は進行方向右手にあります。

     イクスピアリの前を過ぎて、いったん「舞浜駅」に立ち寄りますが、ここでの乗降もなく、そのまま通過。この先は一応急行運転ということになっており、次は「富士見五丁目」まで停車しません。左手にTDL(この系統もTDLには入りません)と、東京ディズニーランドホテルを見ながら、江戸川とぶつかった丁字路で右折します。ここから先の道が、このバスの路線名にもなっている「大三角線」で、その大三角とは現在TDRとして埋め立てられる前に存在した干潟の名前だそうで、浦安の歴史の中では必ず語られるものだそうです。

     舞浜ローズタウン交差点を直進し、少し道路が高くなったところで車窓左手には悠々とした江戸川の流れが見え、その対岸は東京都江戸川区のなぎさニュータウンがあります。

     その先、見明川を渡ると、先ほどまでの「夢と魔法の王国・・・」というムードはどこかに消え、ごく普通の住宅地へと変わり、一気に現実的な風景に戻ります。

     そして、その住宅地に入って最初に停車するのが「富士見五丁目」で、ここで親子連れが一組乗ってきました。
     次は急行のため4か所ほどバス停を通過し、「堀江一丁目」でもさらに1名が乗車しましたが、急行運転はここまでで、基本的に並行系統のない区間では途中各バス停に停車します。
     「豊受神社」バス停でもさらに1名が乗車し、この便ではこの区間での乗車人員が最大のものでした。
     ちなみに「豊受神社」バス停とその前後の区間は、今回のダイヤ改正以前は、当ブログの「その1」で採り上げた「7・南行徳線」の旧ルートで、3月28日以降はこの「37番」系統の両方向と、「5番」系統の浦安駅方向が通るようになりました。また、4月16日以降は「新浦安〜川越」間の高速バスもこの「豊受神社」に停車する予定です。

     やなぎ通りを横切ると、これ以降の区間はベイシティバスとしては完全な新規開業区間ですが、確か1995年までは京成バスの「浦安駅〜郵政寮〜本八幡駅」線が通っていたはずです。私は当時、それにも乗ったことがありますが、その頃からあまり利用が芳しくなかった記憶があり、その後ほどなくして廃止になっていました。

     「北部小入口」バス停で1名下車。その先を左折し、密集した住宅地の中を縫って進んでいきますが、この区間が最も道幅が狭く、中型バスで運用される理由のようです。

     そして、所要25分で終点「南行徳駅」に到着。「7番」系統とは逆の方向から駅へ進入しますが、乗降場所は一か所しかなく、朝やってきた場所に再び降り立ちました。
     今まで浦安駅からTDRへは「浦安駅入口」から「4番」系統に乗って・・・というのが定番でしたが、今回開設された「37番」系統は、比較的ダイレクトに結んでいて道路混雑も少なく、今後は裏技的ルートとして活用できそうです。


    運行形態:C、路線図掲載:◯、乗車難易度:★☆☆☆
    Calendar
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    << October 2017 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM